ダイハツ ソニカ ラジエータ交換
ダイハツ ソニカ L405s
平成18年式 走行距離70375㌔
今回の故障は、他の作業で入庫時に発見しました!!
ラジエータからの水漏れです。
発見が遅れていたら大変なことになっていました。
ダイハツのこの形のラジエーターはよくあります。
下の写真の赤い矢印は、ターボチャージャーを冷やすために水を送るパイプです。
ラジエータが水漏れを起こすと水量が減り、ターボへ行く水が無くなります。
その状態で走り続けると、ターボに不具合が起き交換しなければなりません。
次に、冷却水の補充をしていきます。
せっかくなので、エンジン・ヒーター内部に残った古い冷却水も取り除きます。
ラジエータ脱着時に抜けた量だけでは、完全に交換はできていません!!
ヒーターのホースを外して、水道水を流しこんで古い冷却水をすべて洗い流します。
水道水を流し込むと、すぐに赤い冷却水が出てきました。
ある程度すると、綺麗な水道水が出てきました。
エア抜きを行い、完全にエアーが抜けるのを確認したら作業完成です。
試運転を実施して、納車になります!!
車検時には、2年間トラブルがないように整備をしていますが…
車の故障はいつ起こるか分かりません。
普段からの簡単なチェックをして、気になることがあればすぐに相談をしてもらうと、大きなトラブルにならないと思いますので!!
本日も太子町の山本自動車工業のブログにお越しいただきありがとうございます!!
幼い頃から家の隣にある整備工場で育ち自動車が身近にありました。
トヨタ系の専門学校を卒業後、トヨタディーラーで、車検、故障診断、検査員を10年間経験し、30歳を機に実家の整備工場を継ぎました。
日々まだまだ経験、知識を高めたいと思い、技術大会に出場したり、1級整備士の資格を取り、ご来店下さるお客様に安心してお車を任して頂けるように心掛けています。
自動車整備工場に初めてご来店してもらうのは、とても入りずらいと思います。
店の雰囲気や、どういった仕事をしているのか、どういった考えを持っているのかをブログを通してお伝えしたいと思います。
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