ダイハツ ハイゼットトラック H15年 43200㌔ バックしない

AT本体交換修理
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今回は車の写真を撮り忘れました・・・

 

 

 

今回の修理内容は、

シフトノブをバックに入れても車が動きません。

 

 

近頃のオートマチックミッション[AT]は…
コンピューターの信号で変速を行っているのが当たり前ですが、
今回のハイゼットトラックは、コンピュータがなく、AT本体内部で変速をしています。

AT本体交換修理

 

各部点検を行った結果

AT本体交換が必要になります。

 

 

お客さんの要望で「できるだけ安くで」、ということなので、ほどよい中古品を探すことにしました。

 

 

 

作業開始です!

車体下から

 

エンジン部分

 

エンジン

エンジン

 

 

ミッション本体

ミッション本体

 

この丸い物体は、エンジンの回転をオートマオイルを使いタイヤに伝える働きをしています。

トルクコンバータ

トルクコンバータ

 

中にオートマオイルが入っています。

よくガソリンスタンドでオートマオイルを交換する人がいますが…
内部の構造を見てもらうと、簡単に全量交換できない事がわかると思います。

 

トルクコンバータ内部

トルクコンバータ内部

 

 

 

見ためは汚いですが、作動良好です。走行8万キロのATです。

AT本体交換

 

エンジンと合体です。

 

 

できる限りAT内にある汚いオイルを抜きます。

 

 

ストレーナ

 

たぶん1回も交換していないでしょう・・・

真っ黒です。

オートマオイル・オイルバン内

 

 

鉄粉・汚れで真っ黒です

 

ストレーナ本体

 

 

 

オートマオイルは交換しない人がいますが、僕は交換するべきものだと思います。

ですが距離、年式などによって交換方法が違いますので、信頼のできる所での交換をおすすめします。

 

オートマオイル

 

使用するのは交換効率がいい、トルコン太郎を使用します。

トルコン太郎

 

 

オートマオイルの交換方法は圧送交換が可能です。[9割以上の交換が可能です]

新油と近い色になりました。

オートマオイル圧送交換後

 

 

今回の症状は距離から考えると、珍しい故障だったと思います。

 

 

 

 

本日も太子町の山本自動車工業のブログにお越しいただきありがとうございます!!

 

 

taishishaken

幼い頃から家の隣にある整備工場で育ち自動車が身近にありました。
トヨタ系の専門学校を卒業後、トヨタディーラーで、車検、故障診断、検査員を10年間経験し、30歳を機に実家の整備工場を継ぎました。
日々まだまだ経験、知識を高めたいと思い、技術大会に出場したり、1級整備士の資格を取り、ご来店下さるお客様に安心してお車を任して頂けるように心掛けています。
自動車整備工場に初めてご来店してもらうのは、とても入りずらいと思います。
店の雰囲気や、どういった仕事をしているのか、どういった考えを持っているのかをブログを通してお伝えしたいと思います。

お車のことは、安心してお任せください!

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