トヨタ ブレイド 足回り部品交換&スパークプラグ交換

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平成18年式 トヨタ ブレイド GRE156

走行距離186.980㌔

 

 

 

走行中段差を乗り上げた時に

ギシギシ音やコトコト音がするという事で

修理の為にご入庫いただきました。

 

 

 

 

今回異音の修理をする為に

足回りの部品を出来る限り交換する方向になりました。

 

もう一つの作業はスパークプラグ交換のご依頼も頂きました。

 

 

 

 

快適なドライブを目指して

復活させていきたいと思います。

 

 

 

 

 

最初にスパークプラグの交換を実施していきます。

 

作業に入る前のエンジンルームです。

 

 

 

 

 

ちなみに今回のお車のブレイドは

V6なのでスパークプラグは

手前と奥に3本ずつ分かれて装着されています。

 

 

 

 

 

 

手前はすごく簡単ですが、

取り外すプラグが硬くて固着していました。

 

 

 

 

 

 

プラグの先端は極端に摩耗して

適正な隙間も大きくなっていました。

 

劣化しギャップの開いたスパークプラグは

エンジン性能を低下させるだけではなく

イグニッションコイルに大きな負担が掛かります。

イグニッションコイルの故障予防にも、

スパークプラグは定期的に交換しましょう!

 

 

 

 

 

 

 

 

ネジ山部分には専用の潤滑剤「スレッドコンパウンド」を

塗布してから装着しました。

 

 

 

 

 

 

 

奥側を交換するには、ワイパー周辺やその下のカバー

その他、様々な部品の取り外しが必要です。

 

 

 

 

 

 

これで少しは作業しやすくなりました。

インマニの入り口には、ゴミが入らない様にしておきます。

 

 

 

 

 

 

矢印の部分にプラグがあります。

 

 

 

 

 

 

耐久性の高いイリジウムプラグに交換します。

 

 

 

 

 

 

 

新しいパッキンを取り付けます。

 

 

 

 

 

スロットルボディーを取り外しましたので

ついでに綺麗に掃除します。

 

スロットルバルブクリーナー吹き付けながら

汚れを溶かしていきます。

 

 

 

 

とっても綺麗になりました。
この後、コンピュータの再学習をします。

 

 

 

 

 

 

汚れがすごいです!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

続いては足回りになります。

 

 

フロントショックアブソーバーを交換します。

お客様が持ち込みの部品に交換します。

スプリングは再使用です。

アッパーマウント・インシュレーター等は純正品に

全て交換します。

 

外したアブソーバーは劣化していて

奥まで縮めると全く戻ってきませんでした!

 

 

 

 

 

 

 

 

今回はブーツの破れはありませんが

スタビライザーリンクロッドも交換します。

 

ショックが劣化してくるとこちらの部品も影響がでてきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

ブレーキ廻りになります。

 

 

ブレーキパッドは残量少ないので交換します。

シムをキレイに清掃して

古いグリスを取り除きます。

 

 

 

 

 

 

 

シムをキレイに清掃して

古いグリスを取り除いて

パッドとシムの間に新しいグリスを塗ります。

 

 

 

 

 

 

 

 

スライドピンがスムーズに動くように、

グリスアップとゴムのОリングを交換します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ロアボールジョイントも左右交換しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スタビライザーのブッシュも、

新しいものと交換を実施するので

作業を進めていきます。

 

 

 

 

スタビライザーを手で触っただけでも解るくらいガタガタで

現在のゴムブッシュは硬化していました。

 

部品の在庫を調べると製造中止になっていました。

純正の部品の在庫はありますが

形が合わず、最悪スタビライザーとセット交換になります。

金額が上がりますので、

 

 

 

 

 

 

 

 

ゴムチューブを噛ましてガタの方はしのぎます。

どこまで持つかわかりませんが… 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

続いてリヤ廻りの足回りですが

 

 

 

リアのショックアブソーバーも
フロント同様に交換しました!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

リアアブソーバーと周辺部品のサポートやリンクロッドも

純正品に交換します。

 

 

 

 

 

 

 

 

フロントのスタビライザー同様ガタガタでした。

異音の原因の一つと思います。

 

 

 

 

 

 

 

ゴムブッシュの製造は中止ですので

フロントと同じくゴムチューブを噛ましています。

 

 

 

 

 

 

リヤ廻りの取り付けも、

無事に完了いたしましたので

サイドスリップの調整を行います。

 

 

 

 

 

 

 

 

その後、ガッチリと試運転を実施し

異音が発生していないかを確認します。

ここまでショックやブッシュ類を交換したので

コトコト音もギシギシ音も

発生しなくなりました!

 

 

 

 

 

ご依頼ありがとうございました!!

 

 

本日も太子町の山本自動車工業のブログにお越しいただきありがとうございます!

 

 

 

 

 

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taishishaken

幼い頃から家の隣にある整備工場で育ち自動車が身近にありました。
トヨタ系の専門学校を卒業後、トヨタディーラーで、車検、故障診断、検査員を10年間経験し、30歳を機に実家の整備工場を継ぎました。
日々まだまだ経験、知識を高めたいと思い、技術大会に出場したり、1級整備士の資格を取り、ご来店下さるお客様に安心してお車を任して頂けるように心掛けています。
自動車整備工場に初めてご来店してもらうのは、とても入りずらいと思います。
店の雰囲気や、どういった仕事をしているのか、どういった考えを持っているのかをブログを通してお伝えしたいと思います。

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