グランドハイエース エアバックランプ点灯
車の写真を撮るの忘れました・・・
平成12年式 トヨタ グランドハイエース KCH16
走行距離 115199㌔
『突然メーターにエアバックの警告灯がついた』と、お客さんから連絡がありました。
診断機で調べると助手席側のシートベルトに異常があるみたいです。
修理書を参考に調べていくと、矢印の内部が断線していることがわかりました。
こちらの赤い矢印は、プリテンショナーという機能が付いています。
なかなか耳にすることはありませんが、最近の車には必ず付いています。
プリテンショナーとは、シートベルトをした時に体とベルトに余裕があると思います。
事故の時、シートベルトを巻き取りたわみを無くし、少しでもシートから身体が離れないようにして衝撃を緩和しています。
<豆知識>
シートベルト1本で2トン以上、普通乗用車1台を支えることのできる丈夫さです。
交換完了です!!
気づいた人がいたと思いますがシートベルトの色が違います。
元の色のベルトが製造終了していました。(お客さんには了解済みです)
メーターの警告灯は消えてます。
異常コードの方も入力していません。
エアバックの警告灯が点灯すると車のコンピューターは、作動を停止させます。
衝突時にエアバックは開きません!!
エアバック関係の部品は数万円しますが、現在点灯しているお車に乗っている方は、早めのに修理をしましょう。
本日も太子町の山本自動車工業のブログにお越しいただきありがとうございます!!
幼い頃から家の隣にある整備工場で育ち自動車が身近にありました。
トヨタ系の専門学校を卒業後、トヨタディーラーで、車検、故障診断、検査員を10年間経験し、30歳を機に実家の整備工場を継ぎました。
日々まだまだ経験、知識を高めたいと思い、技術大会に出場したり、1級整備士の資格を取り、ご来店下さるお客様に安心してお車を任して頂けるように心掛けています。
自動車整備工場に初めてご来店してもらうのは、とても入りずらいと思います。
店の雰囲気や、どういった仕事をしているのか、どういった考えを持っているのかをブログを通してお伝えしたいと思います。
お車のことは、安心してお任せください!
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