オーバーヒート スズキ エブリィ
平成19年式 エブリィワゴン DA64W
走行距離 76.524㌔
ご新規のお客様です。
走行すると5分もしない内にオーバーヒートするということで
レッカーで入庫になりました。
まず診断機で冷却ファンが動いているか確認します。
異常があると最適な温度に保つことができないので
オーバーヒートします。
信号を送ると元気よく動きましたのでOKです。
次はサーモスタットという部品を点検します。
役割は開いたり、閉じたりして冷却水の温度を調整しています。
今回のサーモスタットは84度で開閉しますが
全く開きません。
新しい部品に取り替え、漏れテストを行い
試運転を数回行い、診断機で確認します。
今回はサーモスタットが閉じたままになった為
エンジン内部のみで冷却水が回り続け温度がどんどん
上がってしまい、オーバーヒートしました。
サーモスタットは直接見ることができませんので、冷却水を交換する際は
予防整備で交換するのもいいと思います。
本日も太子町の山本自動車工業のブログにお越しいただきありがとうございます!!
幼い頃から家の隣にある整備工場で育ち自動車が身近にありました。
トヨタ系の専門学校を卒業後、トヨタディーラーで、車検、故障診断、検査員を10年間経験し、30歳を機に実家の整備工場を継ぎました。
日々まだまだ経験、知識を高めたいと思い、技術大会に出場したり、1級整備士の資格を取り、ご来店下さるお客様に安心してお車を任して頂けるように心掛けています。
自動車整備工場に初めてご来店してもらうのは、とても入りずらいと思います。
店の雰囲気や、どういった仕事をしているのか、どういった考えを持っているのかをブログを通してお伝えしたいと思います。
お車のことは、安心してお任せください!
この記事へのコメントはありません。