スズキ ワゴンR 1速から2速間異常あり オートマオイル圧送交換 【トルコン太郎使用】
今回のお車はスズキ ワゴンR MH21S 平成17年式。
走行距離は121.064kmになります。
ご新規のお客様になります。
今回は「オイルパン洗浄とトルコン太郎によるATF圧送交換」のご依頼をいただきました。
事前にお客様から、変速が少しおかしいからオートマオイル交換をしてほしいと
要望頂きましたが、交換をしても改善できない可能性が大きいとお伝えして、了解を頂いています。
それでは作業のご紹介に入ります。
まずは走行試運転と外部診断機による故障コードのチェックをします。
走行試運転時少し変速に違和感がありましたが、故障コードはありませんでした。
ここからオイルパン分解洗浄・ストレーナー交換作業に入ります。
まずはリフトで車を持ち上げます。
→の1四角のオイルパンを取り外し内部の汚れを
綺麗にしていきます。
ストレーナーが見えてます。
ストレーナーとバルブボディ下部を洗浄液で出来る範囲で
綺麗にします。
ストレーナーの新旧比較です。
オイルパンには鉄粉吸着用の磁石があります。
かなりの量の鉄粉が吸着されています。
既にパンパンです。
オイルパンを綺麗に掃除します。
磁石に付いた鉄粉も綺麗に取り除いてガスケットを塗って
取り付けます。
乾かすのに半日以上かかります。
左右ともサイドシールからオートマオイルが漏れていましたので
ドライブシャフトを抜いて、新品のシールに交換します。
【運転席側】
試運転後の写真になります。
【助手席側】
試運転後の写真になります。
圧送交換をする為に
専用アタッチメントに付け替えます。
今回使用するオイルはWAKO’S SAFETY-SPECです。
適合確認済みです。
抜けた分、4Lをまずは補充します。
すでに新品のフルードが4L入っていますので、
少しは綺麗になって来ましたが、
まだまだ濁っています。
6L圧送交換終わったオイルの状態です。
写真左側の新品のATFと、殆ど変わらない位の透明度と赤みとなりました。
綺麗になっている事が分かります。
合計12.0リットルのATオイル交換をしました。
【4L補充+6L圧送交換+2L調整】
交換後試運転を行い、変速の違和感もなくなり一安心です!
車のコンピューターに異常がないかも確認し
オイルパンからも漏れ・滲みが無い事を確認して
ATF圧送交換作業が終了です。
【今回の作業メニュー】
・トルコン太郎ATオイル圧送交換
・オイルパン脱着洗浄
・ATFストレーナー交換
・ストレーナー・バルブボデー洗浄
・オイルパンガスケット交換
・Oリング2個交換
・ドレーンガスケット交換
・サイドシール【左右】交換
になります。
今回の修理ご請求額は、 ¥ 71.528- となっております。
ご依頼ありがとうございました!!
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幼い頃から家の隣にある整備工場で育ち自動車が身近にありました。
トヨタ系の専門学校を卒業後、トヨタディーラーで、車検、故障診断、検査員を10年間経験し、30歳を機に実家の整備工場を継ぎました。
日々まだまだ経験、知識を高めたいと思い、技術大会に出場したり、1級整備士の資格を取り、ご来店下さるお客様に安心してお車を任して頂けるように心掛けています。
自動車整備工場に初めてご来店してもらうのは、とても入りずらいと思います。
店の雰囲気や、どういった仕事をしているのか、どういった考えを持っているのかをブログを通してお伝えしたいと思います。
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