トヨタ クラウンHV  エンジン始動しない

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平成27年式 トヨタ クラウンHV AWS210

走行距離 9.287キロ

 

 

 

 

 

エンジンが始動しないと言う連絡を受けて

急いで駆け付けると,始動ボタンを押しても全くエンジンが

掛かりませんでした。

 

 

 

 

 

 

 

色々と確認していくとメーターのディスプレイに

「補機バッテリー(始動用)充電不足」の表示が出ていることに気づきました。

ハイブリッド車の場合、補機バッテリーの寿命が近づくと教えてくれます。

 

 

 

 

 

 

 

 

車を持ち帰りバッテリー電圧を点検すると

とても低いです。<正常時12V>

 

 

 

 

 

 

 

お客様にご連絡をしてバッテリー交換の許可を頂きました。

今回使用するバッテリーは、ACデルコバッテリーになります。

ディーラーでも取り扱っていて性能・価格的におすすめしているところも多いです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

交換後、エンジンが掛かってる状態で電圧を確認すると

14V以上あります。

車側のDC/DCコンバーターの機能は問題ありません。

 

 

 

 

 

キーOFF時の状態で流れる電流も異常がありませんでした。

 

 

 

最後に車のコンピューターに異常コードがないかを

確認して作業は終了です。

 

 

 

 

 

今回は年間の走行距離が少なかったのが原因と思われます。

 

 

 

 

 

ハイブリッド車は、

普通の車のように「バッテリーが弱くなってる感じやから、そろそろ寿命かなぁ」って

感覚の判断は難しいと思います。

 

 

年数が経っているバッテリーの状態は電圧を調べてみたり

車のコンピューターをチェックしてみたりするとある程度分かりますが

お客様自身では難しいと思います。

 

 

お車の使い方にもよりますが

新車購入の場合、3年目もしくは5年目で交換して

あとは4年ごとに交換をお勧めしています。

 

 

ガソリン車に比べてトヨタ車用のハイブリッドの補器バッテリーは

価格が高いので交換に踏み切るのは難しいと思いますが

出先で上がった時のことを考えると定期的な交換をお勧めします‼

<できるだけ車検時以外での交換をお勧めします。高いので!>

 

 

 

 

 

 

今回のご請求金額は、 ¥ 38.600- になります。

 

 

 

 

ご依頼ありがとうございました!!

 

 

 

 

本日も太子町の山本自動車工業のブログにお越しいただきありがとうございます❕

 

 

 

 

 

taishishaken

幼い頃から家の隣にある整備工場で育ち自動車が身近にありました。
トヨタ系の専門学校を卒業後、トヨタディーラーで、車検、故障診断、検査員を10年間経験し、30歳を機に実家の整備工場を継ぎました。
日々まだまだ経験、知識を高めたいと思い、技術大会に出場したり、1級整備士の資格を取り、ご来店下さるお客様に安心してお車を任して頂けるように心掛けています。
自動車整備工場に初めてご来店してもらうのは、とても入りずらいと思います。
店の雰囲気や、どういった仕事をしているのか、どういった考えを持っているのかをブログを通してお伝えしたいと思います。

お車のことは、安心してお任せください!

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