上り坂でパワーが足らない!!  ダイハツ タント

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今回のお車は ダイハツ タント 平成19年式。

走行距離は54.485kmになります。

 

 

 

何とか自走できるということでご来店頂きました。

 

 

 

 

試運転をするとアクセルを踏み込んでも

なかなか加速しないです。

 

 

 

 

 

点検を始めますと

アイドリング時などにエンジンの音がばらつく事が見られました。

これらの不具合から、イグニッションコイルの故障によって

特定の気筒の点火されず、動いていない気筒があることが確認できました。

 

 

 

 

今回は不具合のあるイグニッションコイル1本を交換します。

 

 

 

 

 

イグニッションコイルに異常が見つかった時は

その他のイグニッションコイルが正常であっても

なるべく全て取り替えるようにしましょう。

イグニッションコイルは使用開始の時期が全て同じであるので

他のイグニッションコイルもいつ故障するか分からないためです。

金銭の余裕がない時は問題のあるイグニッションコイルの交換だけで構いませんが

時期を見つけて残りのものも、早めに交換をお勧めします!

 

 

 

 

 

 

 

 

スパークプラグは1万キロ前に交換済みなので

今回はそのままでいきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

追加作業でエンジンオイル&オイルフィルター交換をします。

ちょうど交換時期でしたが、オイルはとても汚れています。

<3.000キロごとの交換をされてます。>

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

タイヤの空気圧も点検します。

規定値より少なすぎます。

 

 

空気圧が低くなった状態で走行すると

タイヤの接地面積が大きくなって転がり抵抗も

大きくなり燃費も悪化します。

 

タイヤに問題がなくてもタイヤ内の空気は

自然に抜けていくので少なくとも1カ月に1回くらいで

空気圧の点検を行なうようにしましょう!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最後にコンピューターシステム診断をして

作業は終了です。

 

 

 

 

 

 

イグニッションコイルはトラブルが起きない限り

異常が分かりにくい部品で、長く走っていると必ず寿命がきます。

車の異常が表れた時は、早めに対処をしましょう!

 

 

 

 

 

 

 

【今回の作業メニュー】

・イグニッションコイル交換
・エンジンオイル交換
・オイルフィルター交換

になります。

 

 

 

 

回のご請求金額は、 ¥ 20.088- になります。

 

 

 

 

ご依頼ありがとうございました!!

 

 

 

 

本日も太子町の山本自動車工業のブログにお越しいただきありがとうございます!

 

 

 

 

 

 

taishishaken

幼い頃から家の隣にある整備工場で育ち自動車が身近にありました。
トヨタ系の専門学校を卒業後、トヨタディーラーで、車検、故障診断、検査員を10年間経験し、30歳を機に実家の整備工場を継ぎました。
日々まだまだ経験、知識を高めたいと思い、技術大会に出場したり、1級整備士の資格を取り、ご来店下さるお客様に安心してお車を任して頂けるように心掛けています。
自動車整備工場に初めてご来店してもらうのは、とても入りずらいと思います。
店の雰囲気や、どういった仕事をしているのか、どういった考えを持っているのかをブログを通してお伝えしたいと思います。

お車のことは、安心してお任せください!

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