1年に1度は12ヵ月定期点検をオススメします。
平成26年式 ダイハツ ムーブ LA100S
走行距離15.770㌔
今回のご用命は12カ月定期点検になります。
12ヵ月定期点検は法令で定められていますが
罰則がないので受ける人が少ないのが現状です。
ですが『安全に故障のない走行が出来る為に必要な点検』です。
外から見ることのできない部品を取り外したり
診断機を用いてコンピューターの状態をチェックをします。
山本自動車工業では、点検項目は26項目あります。
今回はピックアップしてご説明します。
エアクリーナーの汚れ点検し詰り、損傷がないかチェックし
エアブローします。
バッテリーの点検です。
ターミナルの緩み・腐食・損傷がないかチェックします。
診断機でバッテリーの劣化具合を点検しますが
+エンジンの発電機が十分に仕事をしているかも
チェックします。
ブレーキフルードの量チェックします。
漏れが無くても、ブレーキパッドが摩耗すると液面が減少します。
限度値を超えると、メーターに警告灯が点灯しますが
そういうことが起こらないようにしましょう。
ウォッシャー液の点検・補充します。
意外と補充してるお客様が少ないです。
冷却水の量の確認をします。白いタンクの冷却水は
少し減っていましたので補充します。
異常が無くても、自然蒸発します!!
発電機・ウォーターポンプ、クーラーコンプレッサーを動かしている
ベルトのゆるみ、損傷をチェックします。
ブレーキ回りのチェックです。
前のブレーキです。
矢印の部分を分解します。
小さい窓から目視点検する所が多いですが
当店では必ず分解をして、スムーズに動くか固着点検をします。
表面が焼けていますので軽く研磨し、
整えます。
後ろブレーキです。
ブレーキの摩耗粉がたくさん溜まっているので
エアブローします。
矢印部分にグリスを給油して動きをよくします。
後ろも→部分が焼けていますので
研磨して整えます。
ブレーキ調整やブレーキフルードの漏れを点検して
ブレーキホース・パイプの漏れ損傷もチェックします。
エンジンオイルは交換時期でしたので交換します。
真っ黒けです。
定期的に交換しててもこんな感じです。
指定オイルの粘度を使用します。
エンジンオイルはトヨタディーラーで使用している物と
同じです。【同じ仕入れ先です】
下回りの点検です。
オイル漏れ、ブーツ類の破れがないかチェックします。
タイヤ空気圧のチェックです。かなり減っています。
自転車の場合、空気が減った状態で漕ぐとしんどいですね!
車も同じです。燃費に影響しますので3か月に1度はチェックしましょう。
最後にコンピューター診断をして作業は終了です。
何も症状が出ていない=問題ないではありません。
車は使うと消耗するものですので早めに処置をすると安全・安心ですし、修理費用も最小限にできます。
メーカー保証の期間内であれば、点検時に不具合を発見すると
保証修理で直すことも可能です。
車のオーナー様は定期的に日常点検を実地しましょう!!
不安がある場合は最寄りのガソリンスタンドや整備工場に見てもらい
いつでも快適に走れるように心がけましょう!!
本日も太子町の山本自動車工業のブログにお越しいただきありがとうございます!!
幼い頃から家の隣にある整備工場で育ち自動車が身近にありました。
トヨタ系の専門学校を卒業後、トヨタディーラーで、車検、故障診断、検査員を10年間経験し、30歳を機に実家の整備工場を継ぎました。
日々まだまだ経験、知識を高めたいと思い、技術大会に出場したり、1級整備士の資格を取り、ご来店下さるお客様に安心してお車を任して頂けるように心掛けています。
自動車整備工場に初めてご来店してもらうのは、とても入りずらいと思います。
店の雰囲気や、どういった仕事をしているのか、どういった考えを持っているのかをブログを通してお伝えしたいと思います。
お車のことは、安心してお任せください!
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