トヨタ エスティマ CVTフルード圧送交換+フロントショック交換

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今回のお車はトヨタ エスティマ 平成20年式 ACR50W

走行距離は 247.408kmになります。

 

 

 

以前からご利用いただいてる

お客様になります。

 

 

 

今回は

【オイルパン洗浄とストレーナー交換とトルコン太郎によるCVTフルード圧送交換】

【フロントショック交換】

のご依頼をいただきました。

 

 

 

それでは作業のご紹介に入ります。

 

まずは走行試運転と外部診断機による故障コードのチェックをします。

リフトアップをして作業を進めていきます。

 

 

 

 

 

矢印のATオイルパンを取り外します。

 

 

 

 

 

排出されたCVTフルードは汚れています。

 

定期的に循環式で交換されているので

距離から考えると

状態はとてもいいと思います。

 

 

 

 

 

 

コンタミチェッカーでフルードの状態を確認します。

問題ありません!

 

 

 

 

 

取り外したオイルパンには

鉄粉吸着磁石があります。

 

 

 

 

 

磁石には鉄粉がたっぷりと付着してます。

 

 

 

 

 

 

矢印の部品がストレーナーになります。

 

 

 

 

 

氷柱上の鉄粉があります!

 

 

 

 

 

ストレーナーの新旧比較になります。

元は同じものです!

 

 

 

 

 

小さい異物もキャッチしてます!

 

 

 

 

パーツクリーナーでバルブボディを綺麗に掃除します。

 

 

 

 

 

新品のストレートを取り付けて、

 

 

 

オイルパンを綺麗に掃除して

磁石も綺麗にして元通りに組み付けます。

 

 

 

 

 

新品のガスケットに交換します。

 

 

 

 

 

 

オイルクーラーホースに割り込まして

圧送交換の準備をします。

 

 

 

 

 

 

今回使用するATフルードはペトロナスのCVT-Jになります。

低価格で100%化学合成です!

 

 

 

 

 

抜けた量のATフルードを充填してから

エンジンを始動します。

 

まだ少し汚れています!

 

 

 

 

作業の流れは

一定量の圧送交換をし、

終われば10分間のクリーニングを行います。

そしてまた圧送交換をします。

これを繰り返しながら、出来るだけ新油に近い状態に持って行きます。

 

 

 

 

 

 

<1回目>

まずは6.0Lの圧送交換をして

クリーニングを約10分実行して

ATフルード内にある異物を除去していきます。

右のフルードがクリーニングモード後の状態になります。

新油とかわらないくらい、色味が良くなっています。

 

 

 

 

 

綺麗になったので

SOD-1プラスを添加します!

 

 

 

 

 

 

SDO-1プラスには

オイルの性能を上げる性質以外にも

各部に付着した汚れを分解清掃するという効果もありますので

是非オススメです!

 

 

 

 

 

 

油量調整をします。

指定温度の範囲内に入りましたので、

 

 

 

 

 

オーバーフロープラグから抜けて来るCVTフルードが

糸状になったところで油量調整完了です。

 

 

 

 

 

右側がオーバーフローしたフルードで

左が作業前のフルードになります。

ここまで綺麗になりました!

 

 

 

 

もう一つの作業で

前のショックを交換します。

 

 

 

 

 

異常コードがありましたので

一度消去したのですが直ぐに入力します。

 

 

 

 

 

現在の状態を確認すると

基準値を超えていたので、

 

 

 

 

 

 

スロットルバルブを外して

掃除します。

 

 

 

 

 

赤い→にあります。

 

 

 

汚れが付着してます。

 

 

 

 

 

専用の洗浄剤で綺麗にします。

 

 

 

 

 

ガスケットを新品に交換します。

 

 

 

 

 

ついでに

エンジンに入る空気の量を計る

エアフロメーターも、

<黄色い→です>

 

 

 

 

専用の洗浄液で清掃します。

熱線に付いたほこりや汚れを取り除いて

放熱しやすくなるので

敏感に計測できます。

 

 

 

 

カーボンなどの汚れが無くなるので

エンジンに入る空気量が変わります。

 

エンジンを掛ける前に

コンピューターの初期化をしてから調子を確認します。

 

スロットルバルブの数値は半分ぐらいに落ち着きました!

 

 

 

 

エアフロメーター数値も確認をします。

 

 

 

 

 

 

試運転後、漏れが無い事を確認し

診断機でチェックして終了です。

 

 

 

ATと比べてCVTは構造上

内部部品に負荷が掛かりやすく

摩耗しやすいです。

その分フルードの老化も早く進んでしまいます!

トラブルや不調が出る前に早めの交換をオススメします!

 

 

 

 

 

ご依頼ありがとうございました!!

 

 

 

 

本日も太子町の山本自動車工業のブログにお越しいただきありがとうございます!

 

 

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・型式指定番号 
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必ずお知らせ下さい!

 

 

 

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当店ではフルード交換時はSOD-1添加を軸にフルードの種類選択をオススメしています!

 

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★目で見る事のできないAT/CVT内部のオイルラインやコントロールバルブ内部の洗浄が可能です!

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 ★エンジンオイルに添加すると油膜厚さで圧縮を保ちますので燃焼改善にもなります。

★ディーゼルエンジンに使用するとDPFの詰まり抑制にも効果がありますしエンジンオイルの熱蒸発量も低減可能です!

 

 

 

 

1、クリーニング作用

  CVT/ATフルードでは落とす事の出来ない頑固な汚れを

  細かく分解除去します。

 

 

 

 

 

2、ぴたっと密着コーティング効果

  フルード・オイルの粘度、固さに依存しない油膜を作ります。

 添加のみで確実に油膜を厚くします。

 

 

 

 

 

3、ゴム・シール材をやわらかくする

  ゴム・シールは熱を受けて年数が経つにつれて痩せていきます。

  SOD-1は蒸発し痩せたシール内部へ油分を戻す作用から

  膨潤させます。

無駄に膨潤させませんので安心です!

 

 

 

 

この3つの作用により車の各パーツ内部の機能回復が出来て

調子の良い状態へと回復させます。

 

 

 

 

CVTフルード・ATフルード・エンジンオイル交換時には

是非オススメです❕

 

 

 

 

 

 

 

 

taishishaken

幼い頃から家の隣にある整備工場で育ち自動車が身近にありました。
トヨタ系の専門学校を卒業後、トヨタディーラーで、車検、故障診断、検査員を10年間経験し、30歳を機に実家の整備工場を継ぎました。
日々まだまだ経験、知識を高めたいと思い、技術大会に出場したり、1級整備士の資格を取り、ご来店下さるお客様に安心してお車を任して頂けるように心掛けています。
自動車整備工場に初めてご来店してもらうのは、とても入りずらいと思います。
店の雰囲気や、どういった仕事をしているのか、どういった考えを持っているのかをブログを通してお伝えしたいと思います。

お車のことは、安心してお任せください!

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