ワゴンR オートマオイル交換【トルコン太郎使用】

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平成17年式 スズキ ワゴンR MH21S

走行距離147.000㌔

 

 

今回のご用命はエンジンかけると

ATミッションから音がなるという不具合です。

 

 

 

スズキのディーラーで一度見てもらい、ATミッションの

交換という診断をしてもらったみたいです。

 

 

 

ダメもとで【トルコン太郎】の圧送で交換して欲しい

という電話でのご依頼を頂きました。

 

 

 

トルコン太郎は高性能オイルチェンジャーですが

ミッションの不具合が何でも直るものではありません。

 

 

 

お客様には完治する可能性が少ないことを

ご理解いただき、ダメもとで交換することになりました。

 

 

 

 

やるからには直って欲しいので、精一杯やっていきます!!

 

 

 

 

 

 

作業開始前に試運転とコンピューター診断を行い異常が無かったので

交換を始めていきます。

 

 

 

 

 

 

オイルパンを外して矢印のストレーナーを見ると

何か怪しいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

取り外したATFストレーナーです。

フィルター部分にはたくさんの鉄粉とクラッチのカス?が

たくさん吸着されています。

 

 

 

 

 

ここまで溜まっているのは初めてです!!

 

これが原因でオイルポンプがATオイルを吸うことが

できなく、音が鳴ってた可能性があります。

 

 

 

 

 

鉄粉吸着磁石もモリモリです。

綺麗に掃除をして元どうりに組みつけていきます。

 

 

 

 

 

写真と取るのを忘れましたが

後はトルコン太郎を接続して圧送交換と

長い時間【60分】クリーニングをします。

 

 

 

 

 

 

作業完了後、試運転を行い、変速やショックなどの

異常もありませんでした。

 

 

 

3日間預かっていましたので、朝晩エンジンを掛けますが

音の方はなりませんでした。

 

一旦納車します。

 

 

 

2週間後電話で状況を確認しますと 『全く音が鳴らなくなった』 

という返事をいただきました。

 

 

こういう事を聞きますと、とてもうれしく思います!!

 

 

 

 

オートマオイルの交換は

故障や不具合を直す為ではなく

それらにならない為の予防整備です。

調子が良いATミッションでも

長く快適にお乗りになりたい方は

交換をオススメします!!

 

 

 

 

本日も太子町の山本自動車工業のブログにお越しいただきありがとうございます!!

 

 

 

 

taishishaken

幼い頃から家の隣にある整備工場で育ち自動車が身近にありました。
トヨタ系の専門学校を卒業後、トヨタディーラーで、車検、故障診断、検査員を10年間経験し、30歳を機に実家の整備工場を継ぎました。
日々まだまだ経験、知識を高めたいと思い、技術大会に出場したり、1級整備士の資格を取り、ご来店下さるお客様に安心してお車を任して頂けるように心掛けています。
自動車整備工場に初めてご来店してもらうのは、とても入りずらいと思います。
店の雰囲気や、どういった仕事をしているのか、どういった考えを持っているのかをブログを通してお伝えしたいと思います。

お車のことは、安心してお任せください!

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