スズキ ラパン HE22S エンジンが掛からない
平成26年式 スズキ ラパン HE22S になります。
エンジンが掛からない時が時々ある
ということでご入庫してきました。
お客様によると、症状はブレーキペダルを踏んで
プッシュスタートを押すと電源入るけど、セルが回らないけという事です。
その時にメーターにステアリングロックのOOOO文字が出たという事です。
<2つの内どちらかという事です>
診断機をつなげ異常コードを確認します。
赤枠のステアリングロックユニット内部異常という故障コードが入力されていました。
この年式以前のスズキの車にはサービスキャンペーンが出ています。
ディーラーに確認したら、今回のお車の車体番号は対象ではありませんでした。
残念ながら今回は保証では治せませんでした。
今回のお車はプッシュスタートボタンタイプになります。
エンジンを掛けるときにコンピューターに
「今、ステアリングロックを解除しました」という信号が
未入力状態だった可能性があります。
→の部品がステアリングロックユニットになります。
ステアリングホイールの下側にあります。
このステアリングロックの部品は
取り付けのボルトがねじ切って固定するタイプなので
頭がありません。
取り外しには少し時間がかかります。
写真の部品がステアリングロックユニットという部品です。
あとは取り外しと逆の手順で組み付けて完成です。
最後コンピューターに異常が無いか確認します。
もう一日預かって症状が出ないかを確認をして納車しました!
今回は入庫の時点では、ステアリングロックの不具合の症状は有りませんでしたが
お客様と相談の結果、万が一に備えて交換することになりました。
ご依頼ありがとうございました!!
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幼い頃から家の隣にある整備工場で育ち自動車が身近にありました。
トヨタ系の専門学校を卒業後、トヨタディーラーで、車検、故障診断、検査員を10年間経験し、30歳を機に実家の整備工場を継ぎました。
日々まだまだ経験、知識を高めたいと思い、技術大会に出場したり、1級整備士の資格を取り、ご来店下さるお客様に安心してお車を任して頂けるように心掛けています。
自動車整備工場に初めてご来店してもらうのは、とても入りずらいと思います。
店の雰囲気や、どういった仕事をしているのか、どういった考えを持っているのかをブログを通してお伝えしたいと思います。
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