スズキ エブリィ バッテリー上がり DA64W
平成20年式 スズキ エブリィ ワゴン
走行距離 36.490㌔
朝一出勤時にエンジンが掛らないという事で
電話がありました。
急いで家に向かい、
キーを回すと正常時は「キュルルブオォン」と元気よく始動するのに
「カチカチカチカチッ」となんとも頼りない音がしていました・・・。
(バッテリーの電気が弱っているとこんな音がします)
「バッテリー上がり」にはいくつかの原因がありますが
今回はバッテリー製造年から考えて古くなって寿命を迎えたと思います。
お客さんの了解を得たので交換します。
エブリィーのバッテリー位置は後ろになります。
今回使用するバッテリーはACデルコバッテリーのプレミアムゴールドです。
オルタネーター(発電機)などバッテリーに関わる部品に異常があかるか確認します。
発電量は問題ありません。
オルタネーターと呼ばれる発電機は、発電した電気をバッテリーに蓄電し
バッテリーからオーディオやライト等の電装系装備へ電気を送ります。
もちろんエンジンを掛けるスターターモーターもバッテリーの電気を使用しますので
バッテリーが弱くなったり上がってしまうと車は動かなくなってしまいます。
最後にタイヤの空気圧を点検します。
タイヤの空気圧が低下する最大の原因は「自然空気漏れ」です。
特に燃費に影響を与えますので、最低2,3ヶ月に1度は
空気圧の点検を行って適正な空気圧を維持してください。
出掛けた先でエンジンが掛からないとても不安になります。
なのでバッテリーが弱ってきたら早めの交換をする事が大切です。
バッテリーの寿命が近くなると
・いつもよりエンジンの掛かりが悪い(セルモーターがのろい、重く感じる)
・夜間ヘッドライトがチラつく
・バッテリーのターミナルに白い塩の結晶のようなモノが付着している
・バッテリー上面の蓄電状況を知らせるインジケーターの色が警告色になっている
などが起こりますので、目安にしていただけたら嬉しいです。
今回の作業内容は
・バッテリー交換
・オルタネーター発電量点検
・タイヤ空気圧点検
ご依頼ありがとうございました!!
本日も太子町の山本自動車工業のブログにお越しいただきありがとうございます!!
幼い頃から家の隣にある整備工場で育ち自動車が身近にありました。
トヨタ系の専門学校を卒業後、トヨタディーラーで、車検、故障診断、検査員を10年間経験し、30歳を機に実家の整備工場を継ぎました。
日々まだまだ経験、知識を高めたいと思い、技術大会に出場したり、1級整備士の資格を取り、ご来店下さるお客様に安心してお車を任して頂けるように心掛けています。
自動車整備工場に初めてご来店してもらうのは、とても入りずらいと思います。
店の雰囲気や、どういった仕事をしているのか、どういった考えを持っているのかをブログを通してお伝えしたいと思います。
お車のことは、安心してお任せください!
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