車検+24か月定期点検 日産 モコ

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今回の車両はニッサン モコ  平成16年式。

走行距離は56.758kmになります。

 

 

 

 

 

 

 

車検+24ヵ月定期点検のご依頼を頂きました。

 

 

 

 

各部の点検・調整作業を進めながら

作業内容をリストアップしていきます。

 

 

 

 

 

 

エアエレメント<エンジンに入る空気を綺麗にしてくれています>は

汚れを清掃して再度組み付けていきます。

 

 

 

 

 

 

 

下の写真の部品は

空気をバルブで微調整してアイドリングの回転数を

一定回転にするものです。

 

外してみるとカーボンでけっこう汚れてますので

クリーナーで綺麗にします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これで必要な空気量が確保されてアイドリングも安定します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次はスパークプラグの点検です。

電気の放電でエンジンに取り込んだガソリンを

適切なタイミングで爆発させるための部品です。

 

先端の電極が摩耗してるので交換します。

 

 

 

 

 

 

 

今回使用するのはイリジウムプラグで

着火性能に優れた特徴をもっています。

 

 

 

 

 

 

イリジウムプラグは金額によりますが3万〜10万kmの走行に耐えるものです。

ですが、プラグの寿命は運転環境に左右されるため

すべて同じように判断することはできません。

 

 

 

プラグが劣化した際の症状は

・アイドリングの不調
・燃費の悪化
・加速性能の低下
・エンジン始動性の悪化

などです。

 

 

スパークプラグの劣化はゆるやかに進行するので

症状を理解していても劣化に気付くことは難しいと思います。

走行距離で寿命を管理するのが一番の対策です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Vベルトはゴム製でできており経年劣化しますので、

表面に細かなヒビ割れが入ってきてます。

新しい物と交換します。

 

また、ベルトが劣化してくると

始動時や加速時に「キュルキュル~」といった異音(ベルト鳴き)が

発生するようになります。

もし、この音を聞いた場合には、早めに交換する必要があります。

 

 

 

 

 

 

 

今回使用するのは純正品のベルトになります。

 

 

 

 

ベルトが劣化すると亀裂が入ってしまい

その亀裂を放置したままにすると最悪の場合切れてしまい

エアコンが効かなくなったり、オルタネーターが作動しなくなり

発電ができずエンジンがかけられなくなったりします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

エンジンオイルは交換時期が大幅に超えていました。

今回は作業時間がありますので、

フラッシングオイルでじっくり綺麗にしていきます。

 

 

 

 

 

 

 

抜いたオイルです。

真っ黒に汚れて、ドロドロです。

 

 

 

 

 

 

同時にオイルフィルターも交換します。

 

 

 

 

 

 

 

エンジンオイルはトヨタディーラーでも使われている

同じオイルを使用しております。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前ブレーキパッドになります。

 

 

 

 

 

残量が少ないですが

年間走行距離から考えてまだ十分使えますので今回は

 

 

 

 

 

清掃・給油しときます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

後ろのブレーキライニングです。

残量OKです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

清掃してグリースを塗り直します。

スムーズに動く様にメンテナンスします

 

 

 

 

 

 

 

 

こちらのロックナットは再使用不可部品となっておりますので

新品に交換します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次はドライブシャフトになります。

 

エンジンからの動力をタイヤに伝えるために存在するのが「ドライブシャフト」です。

 

ドライブシャフトブーツが破れていると当然車検には通りません!

破れたままの場合、グリスは路面や空気中のほこりやゴミが付着し

ベアリングが汚れて傷んでしまいます。

 

 

 

 

 

 

もう一種類のブーツも破れていましたので交換します。

こちらも破れていると当然車検には通りません!

今回は同時交換ですので部品代だけなので安くなります。

 

 

 

 

 

 

一度車からドライブシャフトを外して

 

 

 

 

 

 

分解をしてベアリング類を外して、ブーツを交換します。

 

 

 

 

 

 

新品に交換後です。

 

 

 

 

 

 

古いグリースをきれいに取り除きます。

 

 

 

 

新しいグリースを補充します。

 

そのまま異常を放置していると最悪

ベアリングが思うように回転できずガコンッと破損、脱落して

動力を伝達できなくなった自動車は走行不能になります。

 

 

 

左折・右折時に「カタ・・・コト・・・」と金属が

軽く干渉しているような音が発生した時点で

致命的なレベルであると思ってもらったほうがいいです。

その場合は安全の為、即交換すべきです。

 

そうならない為にもオイル交換時、点検時に確認するのもいいかと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スペアタイヤも忘れずに調整します。

2年間点検しないお客様が多いですので稀に

空気が入ってないタイヤもあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヘッドライトが少し曇り気味なので<写真では分かりにくいですが>

綺麗に磨きガラスコーティングをします。

綺麗になりました!!

 

 

 

 

 

 

 

 

今回は問題ありませんが、レンズが曇っていると

光の量が少なくなる為、車検には合格しないことが

ありますので注意が必要です。

 

 

次に排気ガスの濃度測定します。

 

 

 

 

 

フラッシング後のエンジンオイルの状態です。

オイルフィルター交換時に+1.200円ですので

オススメです!

 

 

 

 

 

作業最後にコンピューターの異常が無いか

確認、リセットを行います。

 

 

 

車検に関する全ての整備が完了となります。

 

 

 

 

当店で行う車検整備はこの様な流れで

進めています。

 

 

 

翌日に、陸運局まで足を運び【試運転を兼ねて】

車検を受けて、無事車検に合格しました。

 

 

 

室内清掃と洗車はサービスで行っています。

以上となります。

 

 

 

 

 

今回の車検&定期点検で交換した部品や作業は

 ・エンジンフラッシング
 ・エンジンオイル交換
 ・オイルフィルター交換
 ・ブレーキフルード交換
 ・スパークプラグ交換
 ・フロントブレーキパッド給油・清掃
 ・リヤブレーキライニング給油・清掃
 ・ドライブシャフトブーツ交換・ロワーボールジョイントブーツ交換
 ・パーキングブレーキ調整
 ・タイヤエア調整
 ・スペアタイヤエア調整
 ・コンピューターシステム診断

 

 

ご依頼ありがとうございました!!

 

 

 

山本自動車工業では、整備個所の優先順位を決めて

整備を進めていきます。

 

 

その際はお客様にしっかりと伝えご了解を頂いてからの

整備になりますので安心してご相談下さいませ。

 

 

 

本日も太子町の山本自動車工業のブログにお越しいただきありがとうございます!!

 

 

 

 

 

 

 

 

taishishaken

幼い頃から家の隣にある整備工場で育ち自動車が身近にありました。
トヨタ系の専門学校を卒業後、トヨタディーラーで、車検、故障診断、検査員を10年間経験し、30歳を機に実家の整備工場を継ぎました。
日々まだまだ経験、知識を高めたいと思い、技術大会に出場したり、1級整備士の資格を取り、ご来店下さるお客様に安心してお車を任して頂けるように心掛けています。
自動車整備工場に初めてご来店してもらうのは、とても入りずらいと思います。
店の雰囲気や、どういった仕事をしているのか、どういった考えを持っているのかをブログを通してお伝えしたいと思います。

お車のことは、安心してお任せください!

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