車検+24か月定期点検  ダイハツ ミライース

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今回のお車は ダイハツ  ミライース  平成26年式。

走行距離は56.758kmになります。

 

 

 

 

ご新規のお客様になります。

ありがとうございます

 

 

 

車検+24ヵ月定期点検のご依頼を頂きました。

 

 

 

 

 

各部の点検・調整作業を進めながら

作業内容をリストアップしていきます。

 

 

 

 

エンジンルームから進めていきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

エアクリーナーになります。

エアクリーナーはエンジン内部に吸入される空気中の

埃や異物を取り除いてフィルターです。

汚れを清掃して再度組み付けていきます。

 

 

エアクリーナーが詰まっていると空気の流れが悪くなって

エンジンに負荷がかかって燃費が低下します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次はスパークプラグの点検です。

 

今回のタイプはイリジウムプラグになりますので

10万kmの走行に耐えるものです。

 

しかし、スパークプラグの寿命は運転環境に左右されます。

劣化すると、燃費やパワーの低下を引き起こす可能性があります。

点検時などのタイミングで目視による点検や交換をする必要があります!

今回はそのままです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

バッテリーの点検です。

交換時期がH29年に交換されてます。

テスターで確認すると状態はOKです。

 

 

 

 

 

バッテリーは、車を動かす上で最も重要な部品です。

これが無いと、エンジンをかけることすらできません。

交換時期の目安は2~3年毎ですが、使用状況によっても大きく異なります。

<5年を超えているものはすぐに交換をお勧めします>

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次はエンジンオイルの汚れ・量の点検です。

交換距離からだいぶと超えてますので交換します。

 

 

 

 

 

劣化した古いエンジンオイルを使い続けると

エンジン内部で潤滑不良による焼き付きを起こして

最悪の場合、エンジンから出火することもあります

 

 

 

 

 

 

 

今回は汚れが酷いので

+1.200円でフラッシングオイル使用して綺麗にします。

 

 

 

 

 

今回はオイル交換距離が4.000キロ近く超えていましたが

まだエンジンフラッシングで落ちる程度の少しの汚れでしたので

作業を行いました。

 

 

 

 

エンジンフラッシングはどうしようもない状態に

なってから行うのではなくトラブルを未然に防ぐ

予防策として行うのがベストと思います。

 

 

 

汚れが酷すぎる場合はエンジンを分解して洗浄しなければ落ちません。

この場合では、エンジンフラッシングはほぼ意味がありません。

 

 

基本はマメにオイル交換をしてもらうのが一番です!

 

 

 

 

 

 

抜いたオイルです。

真っ黒けです。

 

 

 

 

 

 

 

 

エンジンオイルの汚れを取り除くフィルターです。

 

 

 

 

 

 

 

 

今回フラッシングしたので必ず交換します。

普段の交換時期については、エンジンオイルの交換2回毎が目安です。

 

 

 

 

 

 

 

 

使用するオイルはトヨタディーラーでも使用されているものです。

交換するときはオイルのグレードも気にかけましょう

 

 

 

 

 

 

 

 

透明度が増して綺麗になりました。

せっかく交換するのであれば、これぐらいにしたいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次はブレーキ廻りの点検です。

 

 

ブレーキパッドとは車にブレーキをかけるためのパーツの一つです。

使用する度に摩耗していきます

ブレーキパッドは2mm以下になれば即交換が必要です。

 

 

 

 

 

 

 

今回は写真の通り半分以下ですが

年間の走行距離から考えてまだ使えると判断しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

当たり修正・グリスアップをします。

 

 

 

交換の目安は走行距離3万~4万km毎ですが

摩耗具合を見て判断しましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

後ろブレーキになります。

 

 

今回は残量が4mmでしたので問題はありません。

ブレーキシューは1mm以下になったら交換が必要です。

 

 

 

 

 

 

ブレーキが摩耗した粉になります。

 

 

 

 

 

 

 

 

オイル漏れ点検時に異常を発見しました。

 

 

矢印の部分から、ブレーキフルードが漏れてしまって

写真のゴム<カップキット>の輪っかの中に漏れたブレーキフルードが

溜まっている状態です!

 

 

ブレーキペダルを踏むことでブレーキフルードの圧力で

ブレーキを効かせるという構造になっています。

 

中にあるゴム<カップキット>がホイールシリンダー内の隙間が塞がれ

ブレーキフルードを塞き止めています。

 

 

ブレーキフルード漏れは普段車に乗っていても

久々にお車に乗ったとしても

なかなか異変に気づきません。

気づかない間に漏れていることが多いです。

そのまま知らずに車を運転して、

車自体からブレーキフルードが漏れきってしまい空っぽになってしまうと

ブレーキが効かなくなってしまいます!!

 

 

 

 

 

 

 

カップ自体が劣化してしまい、そのわずかな凹み部分と

シリンダーの間に隙間ができてしまった為に

ブレーキフルードが漏れてしまいました。

なのでホイールシリンダーの中身を分解し

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

中身のピストンにくっ付いているカップと

シリンダーからピストンが飛び出ないように包んでいるカップを交換しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

新品のゴムです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

グリスアップをします。

この作業は意外と大事です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

車のブレーキの配管が空っぽですので

ブレーキフルードを補充・交換します。

車がブレーキをかけた時に、制動力を伝達する液体です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これが劣化して内部に気泡が生じるようになると

坂道でブレーキが突然きかなくなる現象<ペーパーロック現象>が

起こりやすくなります。

交換時期は、2年毎(新車は3年)が目安です。

ペーパーロック現象が事故原因とされる2013年のバス事故などがあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回お客様からタイヤ交換の作業もご依頼頂いてます。

タイヤサイドには沢山のヒビがあります。

6年以上経ちますと危険な状態になります!

 

 

 

 

 

 

 

今回使用するタイヤは

ダンロップのエナセーブEC204を使用します。

当店でも性能・金額両方から一番オススメしてます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

タイヤ交換時には必ずエアバルブも交換しましょう。

使い続けると必ずちぎれてエア漏れが起こります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

バランス調整もセットです。

狂いがあると

 

 

 

0になるよう調整します。

 

 

 

 

 

タイヤが擦り減ったりヒビがたくさんあると

スリップやバーストといった事故にも繋がります

 

 

 

交換の目安は5年毎ですが、タイヤ表面の溝の深さが

1.6mm以下になった場合は、絶対に交換しなければなりません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヘッドライトが曇っていましたので

 

 

 

 

 

 

 

磨いてからガラスコーティングをします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

車検時には光の明るさ・角度に厳しい基準があります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次に排気ガスの濃度測定します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ワイパーゴムも交換します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最後に車のコンピューターに異常がないか点検します。

過去に異常が入ったままでしたので

 

 

 

 

今回、綺麗にクリアにしときます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

作業終了後はエンジンルームの洗浄を行います。

 

 

エンジンオイルの漏れや冷却水の漏れなど

エンジン不良の元となる不備の早期発見に直結しますので

遠方にお出かけするときにボンネットを開けて

エンジンルームを確認してみてください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

エアコンフィルターになります。

今回は予算の都合上、清掃になります。

お客様には早めに交換をお願い致しました。

 

 

 

 

 

 

車検に関する全ての整備が完了となります。

当店で行う車検整備はこの様な流れで

進めています。

 

 

翌日に、陸運局まで足を運び【試運転を兼ねて】

車検を受けて、無事車検に合格しました。

 

 

 

室内清掃と洗車はサービスで行っています。

以上となります。

 

 

 

 

 

今回の車検&定期点検で交換した部品や作業は
 

 

 ・エンジンオイル交換
 ・オイルフィルター交換
 ・エンジンフラッシング
 ・ラジエーターキャップ交換
 ・フロントブレーキパッド給油・清掃
 ・リヤブレーキライニング給油・清掃
 ・ブレーキフルード交換
 ・ホイールシリンダー・カップ交換
 ・タイヤ交換
 ・フロントワイパーゴム交換
 ・パーキングブレーキ調整
 ・タイヤエア調整
 ・スペアタイヤエア調整
 ・コンピューターシステム診断 

になります。

 

 

ご依頼ありがとうございました!!

 

山本自動車工業では、整備個所の優先順位を決めて

整備を進めていきます。

 

その際はお客様にしっかりと伝えご了解を頂いてからの

整備になりますので安心してご相談下さいませ。

 

 

本日も太子町の山本自動車工業のブログにお越しいただきありがとうございます!!

 

 

 

 

 

 

 

 

taishishaken

幼い頃から家の隣にある整備工場で育ち自動車が身近にありました。
トヨタ系の専門学校を卒業後、トヨタディーラーで、車検、故障診断、検査員を10年間経験し、30歳を機に実家の整備工場を継ぎました。
日々まだまだ経験、知識を高めたいと思い、技術大会に出場したり、1級整備士の資格を取り、ご来店下さるお客様に安心してお車を任して頂けるように心掛けています。
自動車整備工場に初めてご来店してもらうのは、とても入りずらいと思います。
店の雰囲気や、どういった仕事をしているのか、どういった考えを持っているのかをブログを通してお伝えしたいと思います。

お車のことは、安心してお任せください!

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