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ダイハツ ハイゼット 車検+オートマオイル圧送交換【トルコン太郎使用】

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今回のお車はダイハツ ハイゼット 平成26年式。

走行距離は31.448㌔になります。

 

 

 

今回は車検&24か月定期点検+オートマフルード交換の

ご依頼をいただきました。

 

 

 

それでは作業のご紹介に入ります。

 

 

 

 

 

エンジン廻りからです。

 

走行3万キロ弱になりますが

プラグの先端が斜めに減っています。

 

 

 

 

 

 

 

次回交換時に焼き付きなどで

取り外すのが困難にならないように

ひと手間掛けておきます。

 

 

 

 

 

 

 

ラジエーターキャップの圧力テストをします。

既定の圧が保持できていないので交換します。

 

 

 

 

 

このキャップは、かなり重要な役割があるんです!

 

設定圧力以上になった場合には

リザーバータンクへ冷却水を逃がしたり

温度が下がって来たときは

ラジエター内が負圧になるのでリザーバータンクから

必要な分だけ冷却水を戻してくれる役割があります。

普段あまり気にしていないお客様が大半ですが

このラジエーターキャップが冷却水の圧力を制御してくれているから

高温でもオーバーヒートしないでいられるわけです。

 

車検時には点検・交換をオススメします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次は補器類(オルタネータ、ウォーターポンプ、エアコンコンプレッサー、パワーステアリングポンプ等)を

駆動させるベルト交換になります。

 

最近のベルトはヒビが入りませんが、

 

 

 

 

 

新品と比べると、山の部分が減っています。

 

 

 

 

 

 

 

車検時にはオススメしている

クーラントブースターの補充になります。

 

冷却水も永遠に使えるわけではなくて

使用していけばそれだけ劣化が発生して泡立つようになります。

これを冷却水に混入させると、この泡立ちを抑え

冷却水の劣化を回復させけれる効果のある液体です。

是非おススメします!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

エンジンオイルの交換時期をかなりオーバーしていたので

フラッシングを行います。

 

 

 

 

 

 

やっぱり真っ黒でドロドロです。

 

 

 

 

 

フラッシング後は

オイルフィルターも新しく交換します。

 

 

 

 

 

 

 

 

次はブレーキ廻りになります。

 

分解をしてグリスアップをします。

 

 

 

 

 

後ろブレーキも

清掃・グリスアップ・ブレーキ調整をします。

 

 

 

 

 

 

 

ブレーキフルードを交換をして

 

 

 

 

 

 

左右のボールジョイントブーツも交換します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次はオートマフルード交換になります。

 

 

トルコン太郎を接続します。

今回は走行距離からオイルパンの脱着・清掃は不要と判断しました。

 

 

 

 

 

 

 

使用するのはWAKO’S SAFETY-SPECです。

適合は確認済です。

 

 

 

 

 

 

 

 

抜けた量を補充して、エンジンを始動します。

 

 

 

 

 

ATミッション内にはすでに2リットルの

新品が入っていますが真ん中のモニター【現在の車のフルード】の状態は

かなり真っ黒です。<まだ走行3万キロで!>

 

 

 

 

 

 

作業の流れは

一定量の圧送交換をし、

終われば10分間のクリーニングを行います。

そしてまた圧送交換をします。

これを繰り返しながら、出来るだけ新油に近い状態に持って行きます。

 

 

 

 

 

 

<1回目>

まずは6.0Lの圧送交換をして

クリーニングを約10分実行して

ATフルード内にある異物を除去していきます。

右のフルードがクリーニングモード後の状態になります。

 

 

左の新油と同じ位になりましたので今回はここで終了です。

 

 

走行距離3万キロ位で定期的に交換して頂いた方が

オイル使用量も少なくなりますし

AT本体にも不具合が出にくくなると思います。

 

 

 

 

最近よくあるのが不具合が出てから交換のご依頼が多いですが

改善する可能性は少ないです!

 

エンジンオイル同様定期的に交換をしましょう

 

 

 

 

 

 

 

 

右側が新品のATFです。

左側の古いATFは酷く汚れているのが分かると思います!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ATやCVTを長持ちさせるためには

ATF・CVTFの定期交換は私は必要だと思います。

今回の走行距離3万㌔で、新旧比較フルードを見ても分かると思います。

 

 

 

古いフルード内には鉄粉も大量に含まれていますので

新しいフルードに交換しますと

流動抵抗なども変化し燃費も改善されると思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

車検時にはヘッドライトの光度も規定以上なければ通りませんので

クリーナーで綺麗に磨いて、ガラスコーティングをしておきます。

 

 

 

 

 

 

 

最後に診断機をつないでコンピューター異常が無いか点検をします。

 

 

 

 

 

 

異常コードから判断して

現象が一時的なものですのでので消しておきます。

 

 

 

 

 

 

 

これで次回点検時や、車検時に見たときに

異常コードがあれば、車検以降だと判断できます!

 

 

 

 

 

翌日、

陸運局まで車検を受けに行って来ましたが

無事に合格でしました!

 

 

 

 

 

 

ご依頼ありがとうございました!!

 

 

本日も太子町の山本自動車工業のブログにお越しいただきありがとうございます!

 

 

 

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taishishaken

幼い頃から家の隣にある整備工場で育ち自動車が身近にありました。
トヨタ系の専門学校を卒業後、トヨタディーラーで、車検、故障診断、検査員を10年間経験し、30歳を機に実家の整備工場を継ぎました。
日々まだまだ経験、知識を高めたいと思い、技術大会に出場したり、1級整備士の資格を取り、ご来店下さるお客様に安心してお車を任して頂けるように心掛けています。
自動車整備工場に初めてご来店してもらうのは、とても入りずらいと思います。
店の雰囲気や、どういった仕事をしているのか、どういった考えを持っているのかをブログを通してお伝えしたいと思います。

お車のことは、安心してお任せください!

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