スズキ パレット 車検&24か月定期点 タイヤ交換【ダンロップ】

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今回のお車はスズキ パレット 平成22年式。

走行距離は66.370㌔になります。

 

 

 

今回は車検&24か月定期点検のご依頼をいただきました。

 

 

それでは作業のご紹介に入ります。

 

 

 

 

 

エンジン回りからです。

エンジンに入る空気を綺麗にしているエアクリーナーエレメントです。

汚れていますが、今回は、予算の都合上清掃で行きます。

 

 

 

 

 

 

 

車検時にはオススメしている

クーラントブースターの補充になります。

 

 

冷却水も永遠に使えるわけではなくて

使用していけばそれだけ劣化が発生して泡立つようになります。

これを冷却水に混入させると、この泡立ちを抑え

冷却水の劣化を回復させけれる効果のある液体です。

是非おススメします!

 

 

 

 

 

 

 

補器類のベルトです。

 

 

 

 

 

 

細かなヒビがたくさんありますので交換です。

 

 

 

 

 

 

 

エンジンオイルの交換時期でしたので取り替えます。

汚れてます。

 

 

 

 

 

 

 

ブレーキ回りになります。

 

 

 

 

 

 

 

 

古いグリスを取り除き新しいグリスを塗ります。

 

 

 

 

 

 

 

 

後ろブレーキです。

 

 

 

 

エアブローしてグリスアップもします。

 

 

 

 

 

 

ブレーキフルード交換になります。

車検の2年ごとに交換するのが基本になります!

ブレーキフルードには吸湿性があり

運転しなくても劣化してくるものです。

 

 

 

 

 

 

 

ブレーキフルードが劣化して一番怖いのが

フルード内に空気が混じることです!

ブレーキフルードは少しずつ水分を吸収していきます。

水分が混じってくると、フルードが沸騰してしまい

その時に発生する気泡でブレーキが効かなくなる恐れがあります。

普通に街中を走っていたらこのようなことは起こりませんが

急な下り坂の連続でブレーキを踏みっぱなしていると起こります!

 

 

 

 

 

 

 

 

今回、左右のタイロッドエンドブーツとロアボールジョイントブーツが

破れていました。

ゴムのブーツ達はグリースが外に出てしまわないようにおおわれています。

このブーツはゴム製品なので、経年劣化や走行距離が多くなってくることで

切れてしまうことがあります。

このままの状態で走行を続けてしまうと

金属同士が摩耗してボールジョイントにガタが発生してしまいます。

ガタが出てしまうと、ロワーアームの交換が必要になって

修理費用が高額になってしまいます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

溝が少ないです。

もう少しでスリップサインが出てきます。

 

溝がすり減ると

濡れた路面でスリップしやすくなったり

雨の日などの高速走行中にタイヤが水の上に乗り上げて

ハンドルやブレーキが効かなったりします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回のタイヤは9年前のタイヤになります。

 

タイヤの寿命は保管状況などによって

大きく変わります。

ただ、目安として、4年ぐらい経過すると

どうしてもゴム質が固くなってきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

とにかく経済性重視の方には「EC202」をオススメしてます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

残りのタイヤは溝がまだ残っていましたが

ひび割れがたくさんありましたので

追加で2本交換することになりました。

 

 

こういう側面に細かいひび割れがあるケースは

ゴムの劣化です。

 

 

紫外線や雨による経年劣化もあるから

走行距離が少なくても年数が経てばひび割れてきます。

 

 

 

 

 

 

 

追加の2本です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

タイヤの歪みや重量の差などは少しあります。

一見してはっきりとわかるほどのものではありません。

そのため、街乗りなどで走行するような速度では影響を感じることはないです。

ですが、高速道路を走行する時は、その影響は明らかに現れてきます。

 

 

 

 

 

 

 

歪んだタイヤは重心が一定ではないため

高速で回転し遠心力がかかるとブレが生じます。

ハンドルが大きくブレたり、車体が揺れることもありますので

タイヤ交換時にはバランス調整は行いましょう!

 

 

 

 

 

 

一連の作業が終わった後は、診断機を接続してコンピューターのチェックをします。

 

 

 

 

 

 

以前に異常コードが入っていました。

 

 

 

 

出庫前にはコンピューターをリセットしておきます。

 

 

 

 

 

 

今回の車検&定期点検で交換した部品や作業は

・エンジンオイル交換
・オイルフィルター交換
・Vベルト交換
・冷却水補充
・フロントブレーキパッド給油・清掃
・リヤブレーキパッド給油・清掃
・ブレーキフルード交換
・ロワーボールジョイントブーツ<左右>交換
・ロワーブーツ<左右>交換
・パーキングブレーキ調整
・タイヤ交換
・スペアタイヤエア調整
・コンピューターシステム診断

になります。

 

 

ご請求金額は、 ¥ 153.548- になります
(内、諸費用は 74.930円です)

 

 

 

 

 

ご依頼ありがとうございました!!

 

 

 

 

 

山本自動車工業では、整備個所の優先順位を決めて

整備を進めていきます。

 

 

 

その際はお客様にしっかりと伝えご了解を頂いてからの

整備になりますので安心してご相談下さいませ。

 

 

 

 

 

当店ではクレジットカード・スマホ決済(PayPay)で車検費用を支払うことは可能です。

ただし、法定費用(自賠責保険料・重量税・印紙代)は現金でお支払いいただいております。

 

 

 

 

本日も太子町の山本自動車工業のブログにお越しいただきありがとうございます!!

 

 

 

 

お問い合わせにおきまして、はお手元に車検証をご用意の上

「車両情報(車種、年式、車体番号、型式、原動機の型式、型式指定番号、類別区分番号)と

走行距離、お住まいの地域とお電話番号を必ずお知らせ下さい。

 

 

 

 

taishishaken

幼い頃から家の隣にある整備工場で育ち自動車が身近にありました。
トヨタ系の専門学校を卒業後、トヨタディーラーで、車検、故障診断、検査員を10年間経験し、30歳を機に実家の整備工場を継ぎました。
日々まだまだ経験、知識を高めたいと思い、技術大会に出場したり、1級整備士の資格を取り、ご来店下さるお客様に安心してお車を任して頂けるように心掛けています。
自動車整備工場に初めてご来店してもらうのは、とても入りずらいと思います。
店の雰囲気や、どういった仕事をしているのか、どういった考えを持っているのかをブログを通してお伝えしたいと思います。

お車のことは、安心してお任せください!

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